彩雲追月〜くるくる猫目日記・改

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zoom RSS 裏千家の門前で。〈初釜“巳年の趣向”〉

<<   作成日時 : 2013/02/01 19:52   >>

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1月27日、お茶の先生宅の初釜にお招きいただきました。
私は2006年の初釜に初めて参加して以来、もう8回目。
ですが、最近はお稽古をサボっていて、
こういう行事の時だけ、先生のご好意で参加させていただいている
“なんちゃって門下生”なんです・・・



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ご参加の顔ぶれはおなじみばかりで、気は楽なのですが
初釜という晴れやかな席ですし、
やはり、着物でしょう・・・ってことで、
朝から苦心して着ましたよ〜
寄付きのお座敷には大きな火鉢。
今時珍しいけど、とっても温かいのです




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そして、床の間にはお正月らしい花餅と
おめでたい宝珠の絵のお軸(千宗興筆)。

皆さんお揃いのところで、おぶうをいただき、
(この、中のあられが香ばしくて美味しいのでいっぱい入れちゃった




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そろそろと皆でお揃いの露地ぞうりを履いてお庭に出ると・・・




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つくばいの水が凍っていました
(今回ご参加の篠笛の先生のご自宅の方は
雪で交通困難だったそうです
先生が表面に張った氷を割ってくださり、




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用意してくださった手桶のお湯と混ぜて、
順番に口と手を清めて、




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お茶室に上がると、お床には、
新年の景色の美しさを詠んだ、
大綱和尚という(きっと)偉いお坊さんの句が。




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                [新玉の春乃ひかりも日に染めて 
                 やなぎは緑、花は紅]




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さっそく、大先輩のOさんが初炭手前を披露、
さすが、とっても落ち着いた自然な動作でした。
初炭手前はお茶会の初めに、亭主が炉に炭を入れるのを
皆で拝見するのです。
炭を並べるだけなのに作法が決まっていて、
ホント、茶道ってムダがないというか、
美意識の極みだな〜




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で、巳年にちなんだユーモラスなお姿
お香が入っていた香合(入れ物)でした。
とっても愛嬌があるので、いつもお茶会で人気者になるそう。
“ジェントルマン”という銘。
“ホワイトスネークかま〜ん”かと思った




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すっかりお腹がすいちゃった、お楽しみのお食事
板前役の先生のご主人が、いつも腕によりをかけてくださる御膳です。
今日は、おせち料理っぽいメニューで、
何から食べようか迷っちゃうんですよね。
(私は特にエビさんがプリプリで好きでした



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そしてお吸い物
蓋を開けると「わぁ〜っ」って、歓声があがるんですよね。
ふわふわの蟹しんじょうの上に、蟹のみが乗っています。




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お食事を存分に満喫した後は
また皆でお庭に出、そして、再びお茶室に上がると、
床の間の景色が変わっていました。
木瓜と、椿は“一休”という種類だそうです。




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“ことほぎ”という紅白のお菓子。
茶道では、先にお菓子を食してからお茶をいただきます。
そうすると、お茶がとても美味しくいただけるからです。




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社中の若手のホープ、OLのNさん。
かつては後輩だったのに、今ではもうすっかり追い越され、
風格さえ感じるお濃茶のお点前です。




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濃茶(抹茶)は、一座全員で回し飲みをします。
茶道が武士の嗜みだった時代の名残とのことですが、
一同の結束を固めるという意味があるそうです。
飲み終わったお茶碗の中にどろっとした濃茶がついた状態で
その景色を鑑賞します。
黒の楽焼きのお茶碗に濃い緑のお茶・・・
艶があってとても美しい。




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お道具の拝見、右から
茶入・・・瓢(ひさご)、陶六造
茶杓・・・初音
仕服・・・青海波鴛紋




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今回は特別、先生が『後炭(ごずみ)』のお手前を
見せて下さいました。
正午の茶事で、お濃茶の席が終わり、
さあ、これから和やかにお薄を・・・という前に、
炉の様子を見て、炭を足すのだそうです。
私はお初に見ました



 
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『後炭』のお手前のシメは、熱い御釜の表面を、
水滴で拭って清めます。
パフォーマンスっぽい、なかなか面白い作法です。
お茶の世界って、そういう“見せ場”が色々用意されていて
やっぱり、お客さんを楽しませるためのものなんだわ。




私はお薄のお点前をおおせつかり、
(わはは、すっかり忘れていました
その後、そ〜っと席を外して、別室でBGMとして二胡を弾きました。
でもやっぱり、近くで弾いてということで、
寄付のお座敷で、急きょミニコンサート。
実は、忘年会のときも同じスチュエーションで弾いて、
メチャ緊張したんですが・・・
今回はややマシでしたが、一部間違えて勝手に作曲しちゃって
でも、気づかれず、「二胡の独奏っていいわー」と喜んでくださり、
私って優しい皆さんに助けられてるわ〜
先生、板前さん、ご参加の皆さん、有難うございました。
謝謝、謝謝




そういえば、二胡もニシキヘビの皮でできてるし、
巳年にちなんでると言えなくもないか。

最後に、巳年の趣向として、
東京コミックショー『三蛇調教』でお楽しみください

















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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ビックリ蛇卵@@!
ではなくて香合なんですね、昨日のコメントを読んで何のことだろうと気にしていたのですが、本当に驚いてしまいました。
私だと見た途端にお茶をプッ、と吹き出してしまいそうで心配です(^_^;)

ブログで拝見していましたが、お茶も嗜まれていて、ゆかしい趣味をお持ちなんですね。
私はお茶には無縁でおりますが、茶花だけは興味があり、少しばかり本など読んで調べております。
なんとかCGの構図や発想等に生かせないかな、という下心もありまして、
写真の茶花もそうですが、私のゴチャゴチャしたCG絵とは程遠い、絞り込んだ景色に、美の本質、秘密、極意みたいなものが見えるような気がいたしまして・・・
あくまで気がするというのがなんとも(^_^;)

お茶の手順など、普段目にすることがないので興味深く拝見しました。
お菓子が先で、お茶を美味しくいただくためというのは面白いですね、あまり知られていないような気がします。

お茶会で二胡の演奏も、にこーるさんがいらっしゃればこその趣向で、なんと贅沢な一時であっただろうと推測いたします。

東京コミックショー、手品までされていたんですね、これもあまり知られていなかったように思います。
三児
2013/02/01 22:54
久しぶりにブログに載せていただきありがとうございます。写真も絶好のタイミングで、さすがですね二胡の演奏も身近で聞くことが出来て皆さんも喜んで見えました。写真(たすきがけで格好よかった)のせてはいかが・・・・
いーなちゃん
2013/02/01 23:24
三児さん、私も「あ、蛇卵@@!」と、
思わず笑ってしまいました。ユーモラスで
可愛いですよね。若手の陶芸作家の作だそ
うです。
私の場合、茶道の雰囲気だけ楽しんでいる
だけで、ゆかしい趣味、という程では・・・
それより茶花にお詳しいとは、私はほぼ分
からないので、お恥ずかしい^^;)
“美の本質”、そうですね、お茶の世界全体
がそういうものを追求している気がします。
理にかなった順序、動作、形などの美しさ。
例えばお菓子をお茶の前に食べることひとつ
とっても・・・門前にいる私などには、とても
語れませんが(^_^)
近頃、私のお茶の仲間は、事あるごとに
私の二胡を聞かされてまして、これを贅沢
と言うかどうか・・・とにかく得がたいご縁
をいただいていると感謝しています。
にこーる
2013/02/02 00:26
いーなちゃん先生、コメント有難うござい
ます。手直し多くて恐れ入ります^^;)
素人が撮る写真で力及ばず、現場の様子を
伝えきれなくて残念〜!
いつも、板前さんと趣向を凝らし、
楽しいお茶会を企画してくださり感謝です。
・・・意外に和服で二胡は弾きにくいと分かり
ました。襷がけで、まるでお掃除してる
みたいですよね。写真はパスで・・・。
にこーる
2013/02/02 00:43

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